五等分の花嫁とは
1人の男子高校生(上杉風太郎)が五つ子の女子高生(一花、二乃、三玖、四葉、五月)の家庭教師を務めるというラブコメディ。五つ子全員を高校卒業に導く為に、”落第寸前”勉強嫌いの彼女らと向き合いながら、勉強を教えていく。
作者は春場ねぎ。『週刊少年マガジン』にて2017年36・37合併号から2020年12号まで連載。
・ジャンル:ラブコメディ
・作者:春場ねぎ
・出版社:講談社
・掲載誌:週刊少年マガジン
・発表期間:2017年8月9日-2020年2月19日
・巻数:既刊13巻 ※4月12日現在
主要キャラクター
- 中野 一花:長女。五つ子の中ではお姉さん的ポジション。小悪魔的したたかさを持つ。
- 中野 二乃:次女。五つ子一姉妹想いの情の深さを持つ。強気で毒舌的であるが、料理上手。
- 中野 三玖:三女。五つ子の中では一番落ち着いた性格。素直で一途であるが、かなりの歴女。
- 中野 四葉:四女。五つ子一明るい性格を持つ。人の役に立つことを好む。運動神経が良い。
- 中野 五月:五女。五つ子一生真面目な性格。誰にでも丁寧語である。かなりの食いしん坊。
33話~41話までの要約
・第33話:お見舞いのエンカウント
・第34話:今日と京都の凶と共
・第35話:探偵風太郎と五人の容疑者たち
・第36話:勤労感謝ツアー 1
・第37話:勤労感謝ツアー 2
・第38話:リビングルームの告白
・第39話:七つのさよなら 1
・第40話:七つのさよなら 2
・第41話:七つのさよなら 3
第33話~第34話の内容
林間学校で奮闘した風太郎の入院が決定して、そのお見舞いに五つ子全員が駆け付けるところから始まる(33話)。途中、五月との会話の中で、5年前の京都修学旅行で出会った女の子のことを思い出すシーンが出てくる(34話)。
第35話~第38話の内容
全教科0点の犯人を巡って、風太郎が五つ子に問題集を解くよう迫るところ(35話)から、勤労感謝として、日頃の感謝を伝えるべく風太郎が四葉にプレゼントを贈るシーン(36-37話)。後半には、一花の事務所の社長の娘を世話する為、社長の娘含め、一花・三玖・風太郎で、おままごとを行うシーンへと物語が進んでいく(38話)。
風太郎が0点のテスト用紙を見つけた時、ちょうどバスタオル姿であった関係で、誰が犯人だか分からたかった風太郎。
五つ子全員に問題集を解かせることで犯人をあぶり出そうと考える。
妹のらいはに促される形で、勤労に対する感謝を伝えるべく、どんなプレゼントが欲しいかを四葉に迫る風太郎。
四葉の提案で、おすすめのスポット(高級レストラン、スパ、映画、ショッピング)を巡ることになるが、ショッピング中に、一花と三玖と鉢合わせしてしまうドキドキの展開に!?
急な出張が入った社長の代わりに、娘(菊)の面倒を見ることになった一花たち。子ども扱いしてくる風太郎の態度に嫌気を指され、みんなで”ままごと”をやることになる。恥ずかしさを感じる風太郎とは反対に、役に徹する一花と三玖。
後半、ママなんていらないと豪語する菊に対して、寄り添うように慰める風太郎を見て、突然告白してしまう三玖…!
第39話~第41話の内容
期末試験まであと一週間を迎えた中、五人が仲良く勉強できる空気を作ることに努める風太郎であるが、二乃と三玖の喧嘩を皮切りに、口論がエスカレートし、止めに入った五月に二乃は平手打ちをされることになる(39話)。その後は、風太郎、一花、三玖、四葉の4人で、二乃・五月の説得に(和解)動く。しかし、なかなか上手くまとまらず風太郎が悩んでいるところに、かつて京都で出会った少女に出会うことに…(40話-41話)。
個人的な感想(考察含む)
*5巻は過去の”女の子との出会い”を強く印象付けた
5巻では、風太郎が5年前に修学旅行で出会った女の子にフォーカスした描写が多く現れている。
この時に、出合ったきっかけや風太郎が勉強に努める理由などが明らかになってくる。
また、話の展開としては、過去の女の子が五月であるように描かれている。(そのように感じられる)
現に風太郎は、病室で五月を、”5年前に出会った女の子”と勘違いをするシーンもあることから、五月=5年前の女の子、なのでは!?という伏線が引かれている点も今後の展開を予期させている。
*四葉の”風太郎への想い”が浮き彫りとなった
5巻以前までは、風太郎への好意をよせる描写は、一花・三玖が中心となっていたが、今回の勤労感謝ツアーをきっかけに、四葉が風太郎へ想いを寄せている(想いがあることに気づく)シーンが、風太郎獲得レースへの新たな潮流となった。
風太郎を楽しませようと一生懸命になる四葉の姿や、公園で本当に欲しかったものに気づいた時の笑顔は素晴らしい…。
お気に入りシーンベスト3 ※個人的見解
第3位
五月が家でをして、風太郎、らいは、五月の3人で川の字で寝るシーン。
中野宅で二乃と口論になり家を出た五月であったが、家に財布を忘れ一文無しとなった状態で風太郎の家に上がり込むシーン。風太郎・五月お互いに文句を言い合うものの、何だかんだ、らいはを挟む形で川の字で寝るところがほっこりする。
男性に対してかなりの潔癖持ちの五月も、風太郎ならどこか心を許せるところがある(同じ空間にいても拒絶していない)印象を暗に示しているように見れるシーン。
第2位
三玖が、ままごと中に突然、風太郎にプロポーズされるシーン。
小生意気な菊(一花の事務所の社長の娘)の提案で始めたままごとの最中に、突然、三玖が風太郎からプロポーズされるシーン。三玖が風太郎の言葉にあたふたしてしまうところがすごく可愛らしく、素直さが垣間見える。
前段でままごとをやっている(役を演じている)と分かった上で三玖は本音を混ぜて自分の想いを風太郎に告白している。それにも関わらず、その切り替えしとして、突然「結婚しよう」と言われて本気にしてしまう三玖であった。
第1位
勤労感謝ツアー終盤、公園で風太郎からもらった問題集に対して返答するシーン。
普段はお転婆で、活動的な印象が強い四葉が、風太郎相手に見せた笑顔がとても可愛らしく、いつも見せない顔ということでギャップが大きかった為、堂々の1位に選出。
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まとめ
・5巻は、林間学校が終わり、期末テスト対策に向けて物語が進んでいく所。
・5年前に京都の修学旅行で出会った女の子とのできごとが浮き彫りになる。
・四葉との絡みが多く、新たな素顔を垣間見ることができる。
・お気に入りシーン3位は「家でに伴い、風太郎・らいはと川の字で寝る五月」
・お気に入りシーン2位は「ままごと中、風太郎からプロポーズされた三玖」
・お気に入りシーン1位は「勤労感謝ツアー、公園で見せた四葉の笑顔」
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