【Re:ゼロ】アニメ第1期の名言、名シーンを厳選して紹介!(第一弾)

Re:ゼロから始まる異世界生活』通称「リゼロ」は、長月達平によって描かれる異世界転生系のライトノベルである。2016年4月から9月までアニメ放送されており、小説は本編22巻の帯でシリーズ累計700万部突破と人気を博している

リゼロはもともと小説投稿サイト『小説家になろう』での投稿をきっかけにその存在感を示し、現在では2020年7月にアニメ版第2期を控えるほどの人気作品となっています。
そんなリゼロだからこそ、登場人物はとても個性に溢れていて、様々な場面において発される言葉には、私たち読者の心を動かす”名言”が多く見受けられます。
今回はそんな名言、名シーンを厳選してご紹介したいと思います!

TVアニメ『Re:ゼロから始まる異世界生活』オフィシャルサイトはこちら

リゼロの名言、名シーン選出の基準

グッとくる名言、名シーンを選ぶにあたり、一定基準がないと他と比べることが難しい為、筆者の独断ではありますが、5つの項目を設けさせていただき選出しております。

感動性:どれだけ心が動かされるか
尊さ:崇高で近寄りがたい存在感をどれだけ感じるか
学び:どれだけ学びになるか
表現力:人の感情や状況をどれだけ表現できているか
意外性:キャラ性や雰囲気とどれだけギャップを感じるか

また、評価に関しては、チャートレーダーを用いて各項目を分析していますので、
「ここはすごい共感できる」や「ここはもっと評価が高くてもいい」など、ぜひ読み進めながら楽しんでいただけると嬉しいです。

リゼロの名言を厳選して紹介!

『…鬼がかってますね』(発言者:レム)

©『Re:ゼロから始める異世界生活』より

アニメ第1期、第11話、スバルに掛けられた呪術事件での一件後、
ロズワール邸でスバルに向けて言ったレムの言葉です。

★5項目別での評価


※SNSでの反響と筆者の独断によりチャートを作成

レムは過去の出来事で、秀才の姉ラムの角を、自分のせいで折らせてしまったことに深く負い目を感じており、
何事においても自分のことを非力かつ非才で、価値のない鬼であると自己嫌悪をしていました。
そんなレムに対してスバルは「お前がいたおかげで助かりました。」「レムがいてくれてよかったよ」とレムの存在価値を認め、レムの代わりはいないことを伝えています。
加えて「来年の話をすると鬼が笑う」ということわざで、鬼族であるレムを“笑う“よう諭しています。
レムの「…鬼がかってますね」という言葉には、自分の閉ざされた心を溶かしてくれたスバルへの感謝と共に、
自分が“鬼族”であることをうまく掛けて、スバルから笑うよう諭された言葉に応える形で、
笑顔を見せているところがレトリックが効いていて、名言とさせていただきました。

*鬼のことわざにを踏まえて、応えた最高の返しであった。
*今まで見せなかった両目出し笑顔が際立っている。
*スバルへの当たりが強かった姿とのギャップが大きい。

『下を向くなよナツキ・スバル。瞳が曇れば魂が陰る
それは未来を閉ざし生きる意味見失うと言うことだ。己の正しきに従う時、下を向いて行う者にどれほどの事ができる?』(発言者:クルシュ)

©『Re:ゼロから始める異世界生活』14話より

アニメ第1期、第14話、王都での集まりの後、
何よりも大切にしたいと願ったエミリアからの拒絶を受け、
日々悶々とする中、クルシュとの晩酌中に言われた言葉です。

★5項目別での評価


※SNSでの反響と筆者の独断によりチャートを作成

前段でスバルは、王都でのユリウスとの決闘により心身ともにダメージを追い、重ねて守りたいと思っていたエミリアからも拒絶されてしまうという事態に陥ってしまいます。
そんな満身創痍の状態の中、クルシュはスバルのことを激励するように”前を向け”と言ってくれます。
さすが王候補の一人と言える聡明さと気高い人格を持ち合わせた人と言えますね。
この言葉は、普段の私たちの生活にも当てはめることができるかと思います。
自分自身が下を向いていては、成功することも成功しなくなってしまう、自分が正しいと思ったのであれば顔を上げて、歯を食いしばって邁進しよう、とそんな決意をさせてくれる激励の言葉と感じられた為、名言として選ばせていただきました。

*へこんでいるスバルへの激励の言葉として最高であった。
*クルシュの聡明さと凛々しい顔立ちが際立っている。
*普段の私たちの生活にもとても為になる言葉である。

『されて嬉しい特別扱いなんて、生まれて初めて(発言者:エミリア)

©『Re:ゼロから始める異世界生活』25話より

アニメ第1期、第25話、エミリア達の竜車に積まれた魔石を取り払った後、静かな草原の中、二人で向き合って話している中、エミリアが言った言葉です。

★5項目別での評価

※SNSでの反響と筆者の独断によりチャートを作成

スバルがエミリアに対してストレートに想いを伝えたシーンで、エミリアは、それに対してこみ上げてくる幸福感を端的に言い表しています。
魔石の爆発から目を覚ましたスバルは、エミリアに対して今までの傲慢さ(実は自分の為の行動であった)を詫びており、それでも”好きだから助けたい”という想いは嘘ではなかったことも合わせて伝えています。
今まで、なぜそこまでして助けてくれるのか(守ってくれるのか)分からなかったエミリアにとっては、スバルの想い(考え)を知ったことで、味わったことのない高揚感と、同時に幸福感に満たされ、特別扱いしてくれるスバルに対して、前述の言葉を言いました。

*エミリアの心の底からの想いが垣間見えた言葉。
*全てのコンプレックスを跳ね返す力強い言葉である。
*涙をみせる様子と反して、幸せいっぱいの笑みが伺える。

リゼロの名シーンを厳選して紹介!

レムの愛が溢れる、スバルを励ますシーン

©『Re:ゼロから始める異世界生活』18話より

アニメ第1期、第18話、自分の無力さ、不甲斐なさに自己嫌悪するスバルに対して、「スバルくんはレムの英雄なんです」と自身がスバルにどれだけ救われたかを吐露し励ますシーン。
それは、レムが過去に姉以外の全てを失い時が止まっていた時間を溶かしてくれたことに対しての感謝と、今度はレムがスバルの閉じてしまった心を解きほぐしたい、という気持ちの表れでもあると伺えます。
何よりもレムの包容力が際立っており、涙を誘う名シーンとして上記を挙げずにはいられなかった為、選ばせていただきました。

レム:『スバルくんは自分のことしか知らない!レムが見ているスバルくんのことを、スバルくんがどれだけ知っているんですか!?』
スバル:『どうして…そんなに、俺を…』
スバル:『俺は弱くてちっぽけで…逃げて…前のときも同じで逃げて、それでもどうして…』
レム:『だって、スバルくんはレムの英雄なんです』
(中略)
レム:『世界中の誰もスバルくんを信じなくなって、スバルくん自身も自分のことが信じられなくなったとしても…レムは、信じています』
(中略)
レム:『レムの止まっていた時間をスバルくんが動かしてくれたみたいに、スバルくんが止まっていると思っていた時間を今、動かすんです』
レム:『ここから始めましょう。一から…いいえ、ゼロから!』

©『Re:ゼロから始める異世界生活』18話より

大罪司教との闘いで、スバルとユリウスが共闘するシーン

©『Re:ゼロから始める異世界生活』24話より

アニメ第1期、第24話、ロマネコンティを崖まで誘い込み、スバルは過去に打ち負かされた経験のあるユリウスを呼び、タッグで戦うシーン。
ユリウスとスバルの間には、過去の決闘でのいざこざが存在しており、それは今だ拭い切れていないのですが、ユリウスの「君は私を信じられるのか」という問いに対して、
「大っ嫌いであるが、お前を信じる。お前がすごい騎士であることを俺の恥が知っているから」という気持ちで応えています。
また後半には、「君の目で、私が斬ろう。我が友、ナツキ・スバル」という発言からも、スバルのことを同志として認めている部分が垣間見えます。
そんな2人の友情が深まる瞬間は、このロマネコンティ戦を差し置いて他にはないと思い、名シーンに選ばせていただきました。

ユリウス:『いいのか。私は君を酷く打ち負かした男だ。あの行いに私なりの理由と意義があったと今も信じているが』
ユリウス:『それは君にとって関係のない独善的なものにすぎない』
ユリウス:『君は私を信じられるのだろうか』
スバル:『俺はお前が大嫌いだ』
スバル:『俺はお前が大嫌いだよ。「最優」の騎士』
スバル:『だからお前を信じる。お前がすげぇ騎士だってことを俺の恥が知ってるからだ』
ユリウス:『ならば私は全霊でそれに応えよう』

©『Re:ゼロから始める異世界生活』24話より

レムを救うべく、スバルが死に戻りを決意するシーン。

©『Re:ゼロから始める異世界生活』7話より

アニメ第1期、第7話、ロズワール邸での3日目、襲撃者の正体を知り、困惑を隠せない中、スバルがレムと過ごした日々を回顧し、死に戻りを決意するシーン。
この行動は、レムと過ごした日々が自分は大好きであり、絶対に助けるための誓いとして取ったものと考えられます。
拾った命だから、楽の方へ行ってなにが悪い」と豪語するスバルの絶妙な判断に、
感動させられた為、名シーンとして挙げさせていただきました。

スバル:(二人が苦しむ俺を見てらんなくて両手を握っていてくれたんだとしたら…そんな奴らだったとしたら…俺は放っておけんのか)
スバル:(憎悪に満ちた声を聞いた。だがそれ以上にあの泣き声が消えてくれない)
スバル:『おい、馬鹿なこと考えてんぞ、俺。せっかく拾った命なのに…』
スバル:『そうだ、拾った俺の命だ。だから、使い方は俺が決める
ラム:『レムはもう死んでしまったの!今さら何かがわかったところであなたに何ができるっていうの!?』
スバル:『何もできなかった結果がこの様だからな。ただ俺は覚えてんだ。お前らが忘れたお前らを知ってるんだ』
ラム:『あなたにラムとレムの何がわかるって言うの!?』
スバル:『そうだな。俺は肝心なことは何も知らないまんまだ。だけどお前らは知らないだろうが』
ラム:『何を…』
スバル:『俺が!お前らを!大好きだってことをだよ!』

©『Re:ゼロから始める異世界生活』7話より

まとめ

今回ご紹介したリゼロの名言は下記3つ!
レムの、呪術事件後にロズワール邸で言ったセリフ
クルシュの、俯いているスバルに向かって言ったセリフ
スバルの、膝枕してくれているエミリアに言ったセリフ

今回ご紹介したリゼロの名シーンは下記3つ!
レムの愛が溢れる、スバルを励ますシーン
大罪司教との闘いで、スバルとユリウスが共闘するシーン
レムを救うべく、スバルが死に戻りを決意するシーン

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